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そんなん関係あらへんよ。アズマんやからやもん!
[思わず目ぇ開いて反論。それってある意味特別扱いですが]
…ひゃ! そんなんやーやよ…! 早よ、離し…て…
[近づく顔に否応なく、ぎゅぅと目を硬く閉じて。
語尾が文句から懇願に代わってるんも気付かず身を竦める。
項かすめ揺れる髪、耳の後ろに触れる何か。
小作りな鼻にかかる重みが不意に消えて、はっとして目を開けた]
っっ、やぁーーー…!
[間近にあるやたら整った顔に、一瞬、動き止ったんは不覚以外の何物でもなく。綺麗な人見るん好きが仇になりました。
取り去られた眼鏡を追って、自由になった手首を伸ばす。当然届かない身長差に、もう片手を相手の肩に置いて爪先立ちで精一杯伸ばした。体勢とか、眉落とした表情とか自分では見えてません]