[あれから数日が過ぎた][両親がこちらを顧みることはやはりなくて][姉であったはずの存在は、かつての自分の名前で呼ばれ続けて][もはやそれが悲しいのかも分からない][それでも何となく離れられずに、ぼんやりと片割れを眺める日々が続いていた]