たのしいとか…そんなの…[攻撃が当たっても楽しそうな笑みを浮かべ、余裕を保つ楽師を睨みつける]こっちだって…一点集中だっ[周囲の渦巻きは、回転しながらただの水泡へと還り、突き出した手の平へと集まる。水晶の盾が展開され、黒き槍を迎え撃つ。とても綺麗な音色だったのに。それにより生まれた力とは思えない、禍々しい重圧に思わず唇を噛み踏ん張るが]うあぁっ[黒の輝きは、青の輝きを砕き、ヴィノールの肩を貫いた]