[この手で護りたいと願っても叶わないなら、望まない方が楽だ。だから特別などつくらない。全てを平等に護りたい、それで良い。けれど。]……例え世界が違っても。君を護りたかった。俺の、この手で。[そう呟いた言の葉は、風に溶けて地上に落ちていった。**]