……確かに、完全に、一人じゃ、ない、けど。でも、家だと、私、一人。…家で、一人は、寂しい、よぉ…![コダマを抱く手に力が篭る。少し苦しげにコダマが「みぃ」と鳴いたが、震える手は力を緩めることは無く。俯いていることもあり、離れていく玲には気付けていない]