[すれ違い様、玲に向けられた言葉に、あのなあ、と呟いて。一つ、息を吐いた後、彷徨わせていた手を榛名の頭の上にぽふり、と乗せる]……コダマ、苦しそうだぞ。少し、力抜いてやれって。[最初に投げかけるのは、冗談めかした言葉]一人は寂しい……か。だったら、家、来るか?いつの間にか脱走するヤツの見張り、俺一人じゃ手ぇ回らんし、それに……。