…ぁあ、そうだ、お前「獣」もどきになれる薬、欲しいか?欲しけりゃそれを礼にやるよ。[アーベルが「獣」に執着を抱いていることは、最後の時を見ていれば判った。だから、もしかすると、と思ったのだった。彼は「獣」そのものになりたいのかもしれない、と]