[足を止めた先、走ってきたコダマを抱き上げる。そのまま近くの地面に座り込んで、首元を掻いたり背中をなでたり。うなぁ、という小さい声が返る]ん、コダマ、ウチに来る?そうしたら榛姉も来てくれるかしら。…馬鹿兄に任せてたら、いつになるか分からないんだもの。[その暖かさに少しだけ和みながら内緒話のように囁く。みゃう、と返った鳴声はまるで同意とでもいうように]