[信じられずに失ったもの、護りたかったのに失ったもの。信じていたのに…助けられなかったもの。今の自分には、痛いほどによく分かることだった]そうか。本当に因果なんだな。……全く変わらない。[促しに浮かべられた笑み。少しだけ眩しく感じたそれを見ながら、詩を聴く。白き翼、青き瞳。未来を映して。未来を目指して。それは天へと翔けてゆく――]