あら、ご期待にそえれればよいのですが
[にっこりと笑ったままであるが、こちらも隙は見当たらず
ちらりと垣間見えたホルスターに目を細めると]
拳銃……ですか
これはまた、変わった武器を
吸血鬼相手に当てるのは骨が折れるでしょうに
[そう嘯き、カリっと自分の指を咬む
にじみ出る血が紅い霞となり、手に収束するとそこには赤銅色の鋭い爪
そして外套はパキパキと変形し、蝙蝠の翼に]
とはいえ、待ちに入ると私が不利ですね
では、こちらから参らせていただきますわ
[そう言ってトーンと軽く後ろに飛んだと思うと、ベコっという地面の陥没する音とともにノーラへ突進し牽制の一撃を放とうとする]
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てことでここからスタートかなーん