─追試数日後・影輝クラス─
『リー、今日は講師殿との手合わせがあるのである。
遅れずに向かうのである』
わーってるっぺー。
[席に座ってティティエンとこの後の予定を確認していると、教室の出入り口から名を呼ぶ声>>1175が聞こえた。それを耳にし隻眸をそちらへと向ける]
ぉあ、ローザなじょした。
[軽く手を振ると自分を見つけたローザがこちらへとやって来る。それを見てティティエンも会釈するように頭を垂れた。聞けば、試験の時に運んだ時の礼を言いに来たのだとか]
さすけねぇ、あだんめのごどしただげだっぺ。
したっけ、おめ落第さなってまったって聞いだばって、だいじょぶだんだが?
[椅子に座った状態で、立ったままのローザを見上げる形で問う。その割に明るいローザの様子と、告げられた言葉に「そーけ!」とこちらも明るく返しておいた]