影輝学科3年 ヴィリー

……おっしゃ！

…ってぅおあ！？　おめら何だっぺ！？

[約束を取り付けたことにガッツポーズをしていたら、クラスメイト（男子）がわらわらと詰め寄って来る。いつの間にあんな美人と！とか、リア充爆発しろ！とか色々言われて殴られた。もちろん、じゃれつきの部類のものではあるが]

『リー、一旦逃げるのである。
　こうなってしまえばもはや収まりがつかんのである』

んだな！
三十六計逃げるにしかず、だっぺ！

[楽しげに笑いながらどこから取り出したか紙袋を膨らませて、パァン！と思い切り叩いて割った。それに驚いた一瞬の隙を突いて、男子生徒の包囲網から抜け出す。直ぐに復活した奴も居たりしたが上手いこと撒いて、この後手合わせ予定の演習場へと逃げ込むの*だった*]