[結論、気のせいじゃありませんでした]
「起きなさい。ゼルギウスっ」
はい?
[今まで寝惚けていた意識も覚醒して、目の前の…母を見た。
母もまたこちらをみている]
って…なんで?母さん死んで…ないよね。なんで見えるの?
「そんなの母だからにきまってるでしょうが」
[平然とそんなことをのたまう母。まあ疑問は多々…どころでもないが、自分が霊がみえたように母にも何かあったのだろうなんて思う。父がいなかったことにも関係あるのだろうかと、今更ながら鈍っていた意識からもどった思考が動き出していた]
「全く…私より先に死んで…この親不孝者が。…しかもあんないい子まで哀しませて」
[指差すように扉を示すとなんとなく感じる、自分にブリジット>>623が祈りを捧げていることに、それにきっと自分は複雑な表情を作っていたことだろう]