何とでも言うが良いさ。
ヒト連中が吸血鬼狩りだ何だってやかましいからねぇ。
それに付き合ってやってるだけさね。
その結果、色んな奴らとやり合うようになっただけさ!
[初弾が当たるとは思っていない。
何せ相手は自分と同じ始祖だ。
そこらの吸血鬼やヒトとはわけが違う]
随分と自信たっぷりだな!
その過剰が徒とならないことを祈ってやるよ!
[放たれた裏拳は空いている右腕を滑り込ませ威力を殺ぐ。
弾かれなかったのは己も始祖たる所以か。
腕に軽く痺れが走るも、顔には笑みが浮かぶ]
銃が離れてなきゃ撃てないと思っちゃ大間違いだぜ?
[密着した状態。
素早く左手の銃──コルトガバメントを相手の米神捩じ付け引き金を引こうと]