[風がふわりと頬を撫でながら、生臭い血の匂いを運んで行った。 まだ暖かい怪鳥の巨大な死体の上、足を伸ばしてぺたりと座りつつ、ふわぁ、と欠伸をしながら空を仰いだ。]血が赤くないなんてねー。がっかりですねぇ、ご主人様ぁ。