―月日は流れて―[生徒たちを見送り、ボクは今、とても懐かしい心地でいる。あの時と同じ日付、曜日、それから、あの時と同じく差出人不明のメール]懐かしいね、あの時みたいに。[ボクは、そうつぶやき、パソコン室へと向かった。そこにいるのは、11人の生徒の姿で、ボクは静かに微笑む]