[こちらを向く視線を見つめ返す]ナタリー……、[言葉に詰まる、本当はもっと別の言葉を返すつもりでいた、けれども口を出た言葉は]ナタリーがそう思うのなら、そうだな…。下手な未練が増える前に…。[それ以上、ナタリーの姿を見ていることができず、視線をゲルダとエーリッヒたちのほうへと向け]どっちにせよ、俺はこのまま楽に次にはいけない…、物のついでだ、二人のことを見守っていることにするさ…。