……って、ハデだなおいっ![空から落ちてくる水に、舌打ち一つ。異界龍に魔力を添わせている状態で集中が崩れると、相互にいい影響は現れないもので──]異界龍・還![とっさ、唱えたのは、龍を異界へ強制転移させる呪。つまりは、攻撃キャンセル。そしてその集中の間にも、上からは水が落ちてくる訳で]……この時期に、これは……きっつい、な。[とっさに巡らせた防御陣は、龍がいないため、弱く。受けた衝撃と冷たさに、こんな愚痴を*零していた*]