やっぱりネ。
いやぁ権力者って何処も同じようなモンだ。
[疑惑は確信へと変わり、楽しそうに笑う。
それは己が望んでいたモノに為る為の一歩だったかもしれない。
教会という権力者も、他の何かと大差ないネと改めて知り。]
ヴィリーの旦那も元気で、またネ。
[死者にまたと、再会を楽しみにするような言葉を、明るく投げかけて。
今度こそ立ち去ろうかと背を向けた後に、顔だけ振り返った。]
お別れのキスはいらないよネ?
[真面目に言った後けらりとワラって――――何事もなかったようにまた背を向け
今度は二度と振り返らなかった**]