[風に吹かれ、立ち尽くしたままだった男は、ふと顔をあげる。其処に、幼馴染と妹のように大切だった彼女が居るように思えて。]……俺は、俺らしく生きよう。お前が、そうだったように。だから、いつかまた…会えたなら。友と、呼ばせて欲しい。[そう告げて微笑むと、小さな墓標に視線を向けて]…お前も、俺を…待っていてくれるか。いつかまた、会える時まで。[そう呟くと、その場を*後にした。*]