[ランスとバックラーという武装で、目の前に現れた隻眼の青年…その姿を目にした途端、雷獣は、おや、と目を見開いてから、くすくすと笑った。面白がるような、その様子は青年の目からはどう映ったか]良く来たね。[岩の上に立ち上がり、高い位置から見下ろすようにして腰の剣に右手を掛ける]じゃあ、始めようか?[言いざま、翠の剣を抜き放ちながら、岩を蹴って飛んだ]