……ほんとは、ね。
ちょっと、こわくもあるんだ。
まだ……夢みたいな感じ、抜けなくて。
[ぽつり、と紡がれた言葉。
かたつむりは、のんびりと触角を伸び縮み]
同じに、想ってもらってる、なんて、ほんと。
全然、考えた事もなかったんだもん。
[だから、時折り不安になったりもするのだけれど。
垣間見せるそれに気づくと、言葉と、行動とで、それを和らげてくれるから。
安心して、甘えている自分がいて]
でも、さ、かたつむり。
甘えてるだけじゃ、ダメ、だよね。
ちゃんと、支えられるように、ならないと。
護ってもらうだけじゃ……嫌だし。