―騒動直後―[アーベルとブリジットの傍で、暫くの間ぼんやりとしていたら後ろ頭を叩かれた。見ずともよく分かる。自分が仕える主だった。]「…クレメンス、貴方は。」[少し表情が硬いのは、予想はしていたが実際見ると、といった所だろうか。]お、姐さんお久しぶり。中で兄さんと宜しくやってた?「っ、馬鹿!」[瞬時赤くなった顔をみると、それなりに上手くやっていたんだろうなとは思ったり。]