そんなにいっつも怪我ばっかなのー?[掠り傷とは判断できないが為、返るのはそんな台詞]わ。[両手共翼になるだろうと予想はしていた。けれど衝撃波の傍を抜けて来るのは予想外][眼前で反転するのに咄嗟、上体を後ろへ倒す。そのままバク転の要領で後退するも、右足に浅く無い当たり。ずきりと響く痛みに眉根が寄る]…ま、これくらいじゃ無きゃね。[ふ、と浮かぶ愉しげな笑み。痛みの無い左脚で地を思い切り蹴り、相手の右を駆け抜けようと。敵うなら、擦れ違い様にその腹を爪で掻き裂かんとも]