>>1275ああ。生きてる。生命代償の賭けに、勝ったから。[伸ばされかれて止まる、手。蒼と紅の異眸がす、と細められる。いまだ残されているはずの、朱花。それへの渇望は感じない。それでも、距離を開けたままなのは。痛みを与える事への恐れが消えないためか]