ランプ屋 イレーネ

>>1373
そんなに、すごいこと、してないもの。

[頭の上に乗せられた手。小さく啜り上げる。
言われている意味は分かる。だがそれを理解したのは]

痛いの我慢してたのだって。本当は…。
でもそれが私の本当に望んでいることじゃないって。
教えてくれたの、アーベルさん、だもの。
抗おうって思ったのは。
私も、アーベルさんが居たから、だもの。

[ポツリ、ポツリと。目を擦りながら]

…クレメンスさん、意地悪。
でも、そんなクレメンスさんにも。