そこは、クレム兄だから。[名前を理由にして笑みを深める。引かれた手にしたがって、白の上に立ち上がった。>>1373]そういえば。他の人はいたのに、見かけなかったな。……そう。はやく見つかるといい。[約束したという人の名前は、まだ少し心を揺らして。天を仰ぐように、並び、雪を被った木の枝を見上げる]一緒に、いいかな。楽譜がなくても歌えるように。[気分的には白いものをはたくよに、離した手で肩や腕を叩き。下げていた飴色をそぅと構え、弓を持ち上げた]