[右手が流れ、一音、高く空に鳴る。添え手となるなら意識は確りと歌い手に向けて。歌い紡がれる歌詞も自分の中に刻み込みながら]― Reiner Schnee, ein Lied des Wunsches ―[ひらりふわり舞い落ちる真白の中で。想い願い篭めて歌う友の声に合わせ。飴色は黒衣の声となって静かに歌い鳴いた。想い、届け、と。遥かなる空へと。祈り、捧げる。朗とした声音は、滄を渡って*響きゆく*]