─>>1399の続き─
─…は、ハーさん?
う、ううん、別に魔力はいい、んだけ、ど。
その、て、手、が、ね?
って、ちょ、は、ハーさん!?
………どうしよ、コレ…
『……しばらく寝かせといてやったらどうだ。』
[倒れたままのハインリヒがこちらの呼びかけに応えたのを見ればちょっとほっとしたものの、やっぱり顔は真っ赤で。
端から見ている者がいれば一体誰だと言われんばかりに恥じらいながら話しかけたものの、相手は使い魔ともに夢の中に行ってしまっていて途方にくれて鴉を見たものの、やっぱり困った顔で返されてしまい。
結局自分も魔力を使いすぎた代償である睡魔に襲われ、そのまま夢の世界に旅立った─**]