─森の中の広場─[ゆっくり歩いて、たどり着いたのは針葉樹に囲まれた小さな広場。遊び場の限られる村の中、よくここで遊んでいたな、とふと思い返しつつ]……久しぶりに来たけど。変わってないなあ……。[妙に感慨深く呟きながら、周囲を見回す]……で、と。どこから話せばいいのやら。改めて振り返ると、隠してた事、多すぎて。見当もつかん。[ため息混じりにもらしたのは、自慢にならない一言だった]