なんだ、違うのか?じゃー後は何があったかな…。[下界で子供達と遊んだ時のことを思い出しながら考えていた。のだが]って、ぅおい!何だこれ![崩れ始める足元。このままでは瓦礫に埋もれてしまう。しかし今の自分は──]くっそ、鉄環手外して来るんだった![重い両手足をどうにか動かし、崩れ行く瓦礫を足場にし、少年を追いかけるように飛び跳ねて行った]くぉら待てクソガキ!![声を荒げながら、左腕に填めている鉄環手の一つを外し、少年へと投げ付ける]