[やがて、最後の一人が光の中に消え、クローディアに手を差し出す]さあ、戻ろう。[そうして、虹の燐光がそこから去ると、水鏡は光を失い、結界樹の内に静寂が戻る。……ただ一度、淡く光る翠の葉がふわりと水面に波紋を広げた]