人狼物語 ─幻夢─

62 空から降る星・魔獣の欠片


宮廷占星術師長 ライヒアルト

─ある日の王城─

……んーと、こないだ発生した『歪み』は正したから……。
しばらくは、全体的に、安定してる、な……。

[部屋の中央、天窓の下の台座に置かれた一抱えほどの水晶球。
適性のないものには、単なる飾りとも見えるそれは、気脈を映す力を秘めたもので。
因果律の『歪み』を察知するための重要な道具]

やれやれ、しばらくは名実共に昼行灯でいられ……。

[るか、と。
言い切る前に聞こえて来たのは、派手な破壊音]

(1443) 2010/12/27(Mon) 23:20:10

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