―いつかの話・学院―
[心配をかけてしまったな、という後悔と、心配してくれた事が嬉しい気持ちですこしばかり複雑だった。
涙声でつげられる言葉>>1446に軽く瞬き]
――いなくならない、よ。大丈夫。
[宥めるように告げる。
落ち着ける場所に移動した後も、離れようとしない娘に嬉しいような困ったような笑みを浮かべて――二人の関係が進展したかどうかは、11日後の噂に対応するベアトリーチェと、複雑そうにしながらもベアトリーチェがいいのなら、としぶしぶ納得している様子のイグナーツと、導師連にあちらこちらひっぱりまわされて根掘り葉掘り遺跡の事を聞かれつつ、それでもどこか幸せそうなユリアンの様子でわかることだろう**]