>>1491[縋った腕は受け止められ。抱き寄せられて、泣きじゃくった。力を込めればまだ右腕は痛みを訴えてきたけれど。それも気にすることは無く]ひとり、じゃない…。――絶対、ですよ。もし来てくれなかったら。何をしてでも探しちゃう、から。[しがみつき、顔を押し付けたまま。くぐもった声でそう言った]…諦めません、から。諦めてなんて、あげないんだから。[運命だからと諦めることはしないと。あの時から決めているのだから]