>>1508[ 物凄く。 物凄く、厭そうな顔をしていたに違いなかった。 己でも、眉間に皺が寄るのがはっきり解った程だから ]……つってもお前、今年、卒業だろ。俺、早くて来年ですよ。[ そんな事を言い訳にしても、 意味は無いだろうと理解しているが。 されど続く言葉にはけらりと笑って ]まあ、それだと、生死は五分五分――下手すりゃ剥がせても、俺が再起不能になるだろな。“叶う”までは特別に問題も無い、ある意味じゃ賢明か。[ 他人事のように言って、ふ、と表情を消す ]へえ? ……どうして、そう思う。