>>1515[予想通りの表情に、くつりと喉を鳴らす。皺が寄ってますよ。と、自らの眉間を指差して相手へと告げる言葉は、何処か楽しげに。――おや、不安ならば僕が留年でもしましょうか?[まさか、するはずも無いが。薄く口端を上げる様子は、冗談だと見て取れるだろう。卒業から一年は、使い魔を介するしか無いでしょうね。疲れるから面倒なんですけど、とか。小さく肩を竦め。]――僕が君ならば、そうしますから。[違いましたか? と、ゆるりと視線を上げる。笑みに細められた瞳が、碧とかち合った。]