………え?ア、タシ…?[真っ直ぐと伝えられた言葉。それは自分が長く望んでいた言葉でもあり。齎された言葉に驚いたように瞳を丸くした]っ……恭也![返事をするより何より、まず身体が動いた。この流れた年月の間に自分より少し大きくなった恭也の首に手を回すような形で抱きつく]……ずっと、待ってた。そう言ってもらえるのを、ずっと待ってた。…アタシも、大好きだよ、恭也…──。[嬉しさで目尻に雫を溜めながら恭也を見上げ、微笑む。人気のない公園で、二つの影が幸せそうに一つへと*重なった*]