お母様、お父様。
長い間宮を離れご心配おかけしました事、申し訳ございませんでした。
お父様、お体の具合は宜しいですか?
[まずあたいは、死にかけてるらしい親父の様子を伺って――ってなんだけっこう元気そうじゃん。心配して損した。ちぇー。
ってのは表にはほっとした表情にしか出てこない。こういう時は便利だよな。]
私への事は後ほどお伺いしますし、謹んでお受けしようと思います。
それより先に、此度の秘宝の件に関しましてお話が………
……こちらのゲルダからもお話をお聞き頂く様に…………
[てな感じで。あたいはゲルダとかと一緒になって、おっさんたちの処遇の件について女王に嘆願しといたのさ。*]