他人の事言えた義理じゃないだろうが、お前は。[にぃと笑う青年に向けるのは呆れ顔。けれど生前ほどの角はなくなってることを本人は気づいてない]ああそれか。確かに妙な感じだよ。俺の分まで墓があるなんてな。こうやって意識だか何だかが残ってるのも含めて。お陰で気づけたこともあるけどなあ。[湖の色が蒼を見る]