アタシにとっちゃこれが本職だからネェ。[踊るは己から。狩るは甘い夢の内に]フフ、その分アタシから奪ってみるかい。酔わぬ自信があるなら、少しは構わんさね?[片方から伝う流れも止まらぬまま、両腕が複雑な動きを描く。リボンがくねり、跳ね、踊り手の姿を半ば隠すように舞う]そのためにも、もっと近くへおいでな。なぁ、摩羯の。その熱でアタシの熱を散らしておくれよ…![パチリ、という小さな音が鳴り、金糸の束が重力に従い流れた]