あぁ、おいで。[差し招くよにリボンの壁が解けてゆく。腕は螺旋を描くよに動き、迫り来る相手へと刃布が向かう]夢の奥深くへ…。[地に届くまで流れ落ちていたのは結い上げられていた髪。宙へと舞った黒翼の主に視線が向くと、生きているかのよに跳ね上がり殺到する]アタシの中までも、ネェ……![刃を躱すより相手の動きを止めるを狙って。蛇のよにくねる金糸は手足を首を締め上げようと絡みつく]