人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


薬師見習い ゼルギウス

[そして手紙は続く]

『突然いなくなっちゃってごめんなさいね。
どうしてもしなければならないことがあったのよ、それでも淋しい思いをさせてしまっていたらごめんなさい。
でもブリジットのことだから許してくれるでしょうから、許されましょう。

さて、ここからが本題です。

私はいまとある村にいます。
そこには春にだけ山頂に咲く珍しい薬草が自生されています。
その薬草の特徴から書を調べてみて、私とゼルギウスの見立てでは日に弱い体質を改善の薬だと考えられていたのよ。
去年はその薬の話を聞いて我慢できず二人で山に登っちゃったのだけどね。

そして同封されてる包みに入っているのがその薬です。
これから飲み続けて、夏の頃まで我慢すれば、外に出られると思うわ。』

(1587) 2011/01/19(Wed) 22:35:38

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