ひっどいなぁ、せんぱいの意地悪ー利用してるだけだから安心してくれたっていいのにー[くすくすと笑う。それは前の様子とほとんど変わりはないようで。人差し指の上に乗った針を、再び目に向け飛ばす。が、変わりに届いた風に体勢は崩れ、もう片手に持っていたバトンを視界の端に捉えた姿に向かって投げつけた。]