ま、大丈夫だろ。いざとなりゃ、左腕一本でも刀は振れる。
[こちらもけらりと笑いつつ、さらりと返して。
ちょこまかと駆け寄って来た雷獣を左肩に登らせる]
ん、心配すんな、ライ。
[きゅいきゅいと鳴く様子に軽く言うものの、確定の肯定にちょっと凹んだ]
……なんだかなぁ。
ちょいと稽古しに行くだけなんだから、あんなにムキにならなくてもいーだろーに。
[……ダメすぎます、この男。
ともあれ、左手で愛刀を拾いつつ立ち上がり]
あー、それ。
なんなら、こっちと一緒に繕っとくか?
[その位なら、多分できるし、と。
問う声は常と同じく、*軽いもの*]