[見たところベアトリーチェよりも周囲のぬいぐるみの方が厄介なようで]
数の暴力反対ぃ〜。
[そんなことを言いながら更に棒を空中へと滑らせた]
<Al:0.1 B:0.0008 Co:0.1 Cr:0.3 Cu:0.4La:0.05 Mo:0.08 Nb:0.06 Ni:0.3 Pb:0.4Se:0.1 Te:0.1 Ti:0.05 V :0.1 W:0.1 Zr:0.05>
[空中に連ねるのは長々とした構築文]
ab-ok-u n-ir-eb
[呪を紡ぎ、棒で構築文を叩くと一瞬火花が散る。
直後、叩いた先からずるりと鋭利な切っ先が現れ始めた]
鋼の槍よぉ、いっけぇ〜。
[棒を振り上げると、現れた槍は上空へと飛び、十数個に分かれ鋼の雨と化して地面へと降り注ぐ。
何とも大雑把な技だが、綺麗にライヒアルトにだけは当たらないように落ちていた。
複数の鋼の槍は何かを貫くと、崩れるように消えることだろう]