う、うーん…赤い。赤いのが……
[アーベルの呆れた声も届かずに>>1603、一人でうんうん唸りながら昏倒しっぱなしで、目を覚ます様子は無さそうだった。]
「あ、お兄ちゃん、見つけた。」
[そんなこれどーするよな状況の中、ちょこんと現れれたのは、まだ年端もいかぬ赤毛の少女。確かに兄の面影がほんの少し垣間見えるか。
兄がお世話になりましてと礼儀正しくアーベルにぺこりと一礼した後に、その兄は一端放置して先ずは青年の怪我を治療しようと手を伸ばす。
相手から文句が無ければ、そのまま手際よく怪我の治療をしようとするがどうだったか。]