[途切れた言葉に返事は返さない。花片の行方を追う傍ら、腕に出来た傷は少しずつ修復され始めたが、足の方はまだ塞がらず。やがてそれらが振り落とされる>>1613のを見れば、小さく舌打ちを洩らす。] ホント、厄介だなァ。 これだから強いヤツッてのは……[魔物の力は弱い者を屠る為に使われていたもの。当然戦い慣れている筈もない。言葉は再び向かってきた相手を見留め、一度途切れる。両腕を前でクロスさせ、懐へ飛び込んでくる狼を受け止めようとした。] 嫌いなんだ、よッ!