[いらないものだと思ったのだ。
薬師としても、私情に傾倒するわけにはいかない。
死者だとしてもそれこそ未練が残るようなこともしたくない。
痛みを伴う黒い泥は様々な自己嫌悪などがあったけれど、それで覆い隠すような壁として機能していたけれど、その泥が徐々に剥がれていき、ブリジットへ焼付くような痛みは消えていくだろう]
ぁあ…困る…っての
[抱きしめたままブリジット>>1627に呟く。
だって、このまま連れて行きたくなったらどうするのだ。
やっと日の下を歩けるかもしれない…そんなところまで来ているのに]
ずっと…耐えてたんだから、最後まで意地を晴らせてくれよな…