[待っていたといわれると、つい嬉しくなってしまい、それは表情に一瞬出たが、
続く言葉に拳をアーベルに向けていた。やすやすと手で受け止められるのだけども]
うるせぇな、素直にほめとけよそこは。
エーファとおんなじなんだから、かわいいに決まってるだろっ!
[前に、エーファはかわいいからと、今は同じ存在として、だからその言葉を。
アーベルの言葉には真剣な様子で、こちらの拳は向こうは握ったまま]
そしたらしがみついてでもついていく。
[すぐにでも歩き出す姿には後ろからついていき。
生まれて初めて、この村を出ることとなった]